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春は野菜を育てるチャンス

春は野菜を育てるチャンス

春が近づいてくると、植物を育てるチャンス。庭がなくてもベランダでOK。

プランターがあれば、家庭菜園初心者でも、

簡単に立派に好きな野菜を育てる事が出来るので是非チャンレンジしましょう。

 

プランターを使った家庭菜園は初心者におすすめの方法です

 

ベランダでも、猫の額ほどの庭でも、プランターを置くスペースさえあればそこは家庭菜園です。

プランターでの家庭菜園には、おすすめポイントが色々あります

  • 庭が無くても野菜を育てられる
  • 耕すといった重労働がいらない
  • 野菜が必要な時にすぐ収穫できる
  • 収穫後すぐに食べれるので新鮮
  • 野菜の様子がみれて管理がしやすい
  • 病害虫に早めの対応ができる

 

重要なのはプランター選びです

できるだけ深いプランターが良いです。その理由は

  • 花よりも多くの肥料分がいるので、多くの土が必要。
  • 深く根を張らせると、地上部が安定する。
  • 土の部分が深いと、支柱が安定する。

菜園用プランターとして、深さ、奥行きが大きいプランターもあります。

プランター以外にベランダ菜園に必要な道具

100均などでも揃えることができます。

  • スコップ
  • 培養土 :肥料入りの野菜用の土がおすすめです。
  • 鉢底石 :鉢底にいれる石です。
  • 肥料  :野菜に合わせて選びましょう。
  • じょうろ:毎日の水やりに1つ必要です。

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プランターで出来る初心者におすすめの野菜

植付時期は4~6月です。

種を蒔いて育てるのは初心者にはハードルが高いので、最初は苗を購入して育てましょう。

キュウリ

キュウリをプランターで育てるには、横幅30cmのものに2株が目安です。

つる性なので、苗に支柱を立てて週1回支柱につるを結びながら誘引していくと、

きれいに伸びて良く育ちます。


 

プチトマト

プチトマトは家庭菜園では鉄板の野菜です。

普通のトマトに比べ甘く、たくさん収穫出来ます。

アルカリ性に傾いた土に植え付けますが、

初心者の方は、トマト栽培用の培養土を活用しても良いでしょう。

幅65cm、深さ30cm以上あるプランターに3株が目安です。

苗は浅めに植えるのがポイント。

 

ナス

ナスをプランターで育てるインド原産のナスは暑さに強いので、

日当たりのよいベランダ栽培にはおすすめです。

幅30cm以上のプランター10号以上の鉢で育てます。

株の間隔は20~30cm。

一番花が咲いた後は、

一番花から二つ下までのわき芽以外は全て摘み取ると、実付きがよくなります。

 
 

枝豆

枝豆等の豆類は、根っ子にある根粒菌が空気中の窒素分を取り込むので、

育てやすいですが反対に肥料を与え過ぎると、

窒素分が多くなるので実付きが悪くなります。

茎が細く倒れやすいので、短い支柱を立てたり、

株元に土寄せをしたりして風に対する工夫が必要です。

 

 

家庭菜園初心者はプランターでミニトマトを育ててみましょう

ミニトマトを育てる

家庭菜園を始めて、まず挑戦したい野菜は、ミニトマトでしょう。

ミニトマトはリコピンも豊富で美容効果も抜群、お弁当の彩には必須野菜です。

初心者でも簡単に栽培することができますので、

是非チャレンジしてみて下さい。

ミニトマトといっても草丈150㎝~200㎝程大きく成長します。

用意する物は2点です

  • 丸型の深いプランター(直径30㎝×深さ30㎝、容量約15リットル)
  • 支柱(長さ150~180㎝ 太さ11㎜)
  • 野菜用の培養土15リットル

次に苗を選びましょう

ミニトマトの苗選び

4月頃苗が売り出されるので、ポイントに注意して元気な苗を選んで下さい

  • 茎が太くまっすぐ伸びている
  • 双葉と本葉が7~8枚ついている
  • 緑色が濃い
  • 茎の節の間隔が短い
  • 葉の裏に病害虫の被害がない
  • 根がしっかりとし白い根が見える
  • 蕾や黄色い花がついている

 

苗を選んだらミニトマトを育てていきましょう

<4月~5月上旬>

  • ①用意したプランターに、野菜用の培養土を入れます。
  • ②根を傷めないように、通路側に花房が向くように苗を植えつけ、たっぷりと水を与えます
  • ③苗に仮の支柱を立てておきましょう。

 

<5月下旬>

  • 支柱立て
    定植後2~3週間すると、丈が伸び株がしっかりしてきますので、

    仮支柱を取り本支柱を立てましょう。

  • わき芽かき
    各節から出てくるわき芽は早めにとり、主枝1本を伸ばすようにします。

    わき芽を取ると、実の生育、日当たり、風通しが良好になり、

    病害虫も予防にも有効です。

  • 水やり、追肥
    土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。

    土は乾燥ぎみにしたほうが美味しいトマトになります。

    最初の実が膨らんできたら追肥し、

    その後は2週間に1回程度追肥していきましょう。

    肥料過多や水のやりすぎは、

    葉がねじれたり葉や茎が濃く太くなり実の生育が妨げられます。

<6月>


支柱の高さまで(4~5段目)花房ができたら、茎の先端を摘芯し成長を止め、実に栄養分が行き届く様にします。

<7月~8月>

ヘタまで赤く色づいたら、収穫出来ます。

赤くなったトマトに雨が当たると実割れしますので、

雨が多い場合は先収穫するか、雨除けをしましょう。

トマトが赤くなり出すと、ムクドリ、カラス等が食べに来るので、

寒冷紗・サンサンネットで予防して下さい。

イタリア野菜の種 イタリアン ミニトマトを育てよう たのしい栽培セット 家庭菜園
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家庭菜園の初心者が秋にプランターで育てる野菜は? 

 

秋になると、強い西日もなくなり、春夏に比べ虫も少ないので、

初心者でも野菜作りが成功しやすくなります。

ベランダは暖かく保たれて、秋野菜に適した環境になり、涼しくなるので園芸作業も楽です。

但し、台風等の強風で、鉢や中身が飛ぶ事がありますので、注意が必要です。

秋の家庭菜園には、どのような野菜が適しているでしょうか。

植付時期としては、9~11月です。

 


苺の苗植えは9~10月頃、収穫は翌年4~5月頃です。

種から育てるのは時間がかかるので、一般的には、秋に苗を植え付け、春に収穫します。

苺は子供が大好きな果物です。

実の収穫の他に、春には可愛い白い花が咲き、見るのも楽しいです。

30cmプランターに2株が植え付けの目安です。

株元の葉の付け根が土に隠れないように植えるのがポイント。

伸びた茎の先端がプランターの外側になるように育てると、綺麗な苺が収穫できます。

収穫後ランナーと呼ばれる茎がでてきますので、

8月頃ランナーを新たに土へ埋めて子株として育てると、

増やす事ができます。

親株1つから、十数本の子株がとれます。

ラディッシュ

ラディッシュは、種まきから収穫までの期間が約1ヶ月と短いことから、

二十日大根とも呼ばれています。

  • 植付時期 :3~10月
  • 収穫時期 :4~11月

 

 

 
種まきをして本葉が3~4枚に生長したら、

間引いて株同士の間隔を5cm空けます。

根が2~3cmに生長したら、早めに収穫すると柔らかく食べられます。

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法蓮草
生育適温は10~20℃、寒さに非常に強い野菜です。

半日陰で十分育つので、プランター栽培におすすめです。

  • 収穫時期 :種まきから40日目。高さが25cm程度になったら収穫します。

・収穫時期 :種まきから40日目。高さが25cm程度になったら収穫します。

 

大根
大根をプランターで育てる
寒さに強い野菜で、葉っぱも美味しく食べられます。深いプランターで作りましょう。

  • 収穫時期 :植え付けから90日目。外葉が垂れてきたら収穫時します。

 

 

 

まとめ

初心者のうちは、庭などの広いスペースで家庭菜園をはじめる前に、プランターを活用してみましょう。

プランターで少量から育てはじめると、目が行き届いて安心、しかも新鮮な野菜を食べる事が出来ます。