日常生活の中でちょっと知りたいこと、困ったことや悩んでいることを解決するための知識

雨の日グッズの防水スプレーには、どれぐらい効果があるのでしょうか?

ホームセンター等で簡単に買える防水スプレーは、実は撥水スプレーと言われるもので、レインコートの生地に撥水性を与え、雨が浸み込まないようにします

では、どんな防水スプレーを選んだらいいのでしょうか。

防水スプレーには2種類ありますから、用途によって使い分けて下さい。

  • フッ素系防水スプレー :撥水力が高い。衣類の撥水。1000円~1500円程度。
  • シリコン系防水スプレー :シリコンの膜を貼る処理をする。衣類以外の撥水。500~1000円程度。

 

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撥水効果は1日中は期待できない程度のもの

ちなみに、防水は水を通さないことで、撥水は水を弾くことです。

ですから、撥水状態をずっと保てれば防水になるでしょうが、残念ながらレインコートに防水スプレーをしてもその撥水性は一時的な効果しかなく、防水とまではいきません。
 

実際、雨に濡れ続けるような場合だと、1時間効果が持続するかどうかといったところでしょう。

強力撥水、超強力と表記されている防水スプレーもありますが、ほとんど差が無いのが現実で、一日中撥水効果が期待できるスプレーはありません。
 

しかし、その場で簡単に撥水処理できる点が、防水スプレーの最大のメリットです。

通勤・通学時のレインコートの濡れを防ぐという点では、防水スプレーは効果的なアイテムと思われます。

 

 

レインコートにアウトドアまで使える防水スプレー

 

3M スコッチガード はっ水・防汚スプレー 衣類・布製品用 345ml SG-P345i :345ml¥870円
3M スコッチガード はっ水・防汚スプレー 衣類・布製品用 345ml SG-P345i
3M スコッチガード はっ水・防汚スプレー 衣類・布製品用 345ml SG-P345i
<原材料・成分>

  • フッ素系ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、アセトン、イソプロピルアルコール、エチルアルコール
  • アクリル樹脂のトリプル成分配合で、撥水、防汚、スタイルキープを実現し、雨・雪・ドロ・しみ汚れから衣類・布製品を守ります。
  • ここにテキストが入ります。

 

ヘンケルジャパン LOCTITE(ロックタイト) 超強力防水スプレー 長時間 DBL-380 :380ml¥695円
LOCTITE(ロックタイト) 超強力防水スプレー 長時間 380ml DBL-380
LOCTITE(ロックタイト) 超強力防水スプレー 長時間 380ml DBL-380
<原材料・成分>

  • フッ素樹脂、シリコーン樹脂
  • 高性能防水剤により、従来品に比べ撥水効果が約10倍長持ちし、長時間の撥水力を発揮します。多い雨でも大丈夫。

 

日本正規品 Never Wet NEO ネバーウェットネオ :325ml¥2,480円
【日本正規品】Never Wet NEO ネバーウェットネオ
【日本正規品】Never Wet NEO ネバーウェットネオ
<原材料・成分>

  • 合成樹脂(シリコン)、有機溶剤
  • アメリカが生んだ超撥水技術で水分を弾き飛ばす、防水・防汚・防錆スプレーです。

 

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撥水加工は油分が付着すると落ちてしまいます

 

撥水加工の撥水剤は「フッソ」がベースになっています。

新品の時には着用する前に防水スプレーをする必要はないんですが、段々と撥水性能は低下してきます。

殆どの方が知らないことですが、撥水性能低下の原因が、フッソは手で触った時につく油分を嫌って撥水性が落ちるという性質にあります。

なるべく気をつけてレインコートを扱うことで防水スプレーの撥水性が少しは長く保たれるので、着用する時はそのことを頭においてベタベタと触らないようにしましょう。

また使用後に水分を拭き取る時は、油分のついていない乾いたタオルで押し当てるようにして水分を吸い取ります。

 

熱を加えると撥水加工が取り戻せる

 

自宅で手洗いできるレインコートや雨具の場合、長雨のシーズンが終わったら、押し洗いをして汚れを落とすことができます。

直射日光の下で干すのではなく、短めに脱水をしたあとは通気性の良いところで陰干しをしてください。乾いたら、アイロンなどの「熱」を加えることで撥水性が蘇ります。

アイロンを直接かけることができなければ、ドライヤーの熱を加えてみてください。

アイロンをかけてよいかどうかは、レインコートの首の部分のタグに表示されています。

 

 

まとめ

スプレータイプの撥水防水スプレー1缶では、レインコートがどれぐらい加工出来るかというと約1着分です。

「え?それだけ?」「はい。」しっかり吹き付けて下さい。

防水スプレーを使うときは、溶剤や撥水剤を吸い込んでしまう可能性があるので、換気の良い場所で加工しましょう。

 

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