日常生活の中でちょっと知りたいこと、困ったことや悩んでいることを解決するための知識

衣替えの収納で気をつけなければいけない3つの注意点があります。

  • きちんと汚れを落として仕舞う事。
  • しっかり乾燥させて仕舞う事。
  • 防虫対策をする事。

当たり前といえば当たり前ですが、案外見落としていたり、ちょっとしたコツがあるのでみていきましょう。

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衣替えの収納の3つの注意点

汚れを落とす

長期間収納する前には、必ず洗濯しましょう。

収納前の洗濯に、お風呂の残り湯を使うのはNG。残り湯に含まれているタンパク質が、長期間おくと衣類のシミの原因になります。

湿気対策

衣類に湿気が残っていると、カビの原因になります。

衣替えの際、家で洗濯しそのまましまう服は、しっかり乾燥させる事がポイント。

アイロンをかけると、衣類の湿気を飛ばし、防虫対策にもなります。

クリーニングに出した衣類は、風通しの良い場所で2~3日乾燥させましょう。またクリーニング時にかかっているビニール袋は、保管用ではないので、必ず外して収納する様にして下さい。

そのままだと、蒸れてカビになる可能性があります。

防虫剤

衣類を食べる虫は、主としてヒメマルカツオブシムシ、ヒメカツオブシムシ、イガ、コイガの4種類。

主な被害はテントウムシより少し小さい、ヒメマルカツオブシムシの幼虫によるものです。

これらの虫はどこにでも生息しており、窓や外に干している洗濯物などに付いて侵入し、幼虫の食料になるウールなどの衣類に卵を産み付けます。

衣類を食べる虫は雑食ですから、衣類に付いたジュースや食べ物、羊毛、絹織物、毛皮等の動物性繊維製品、化繊、動物性乾燥食品といった物まで食い荒らします。

衣替えで、服を長期間しまっておく場合は、乾燥剤を敷いて、防虫剤を上に乗せて収納しましょう。

防虫剤は下に向かって効果を発揮しますから、服の一番上に載せるのがポイント。

  • パラジクロールベンゼン :効果は4~5か月

    ウール、絹、合成繊維、木綿
    効き目が早く、においが消えるのも早い。長期間保存~普段の収納ケースやタンスなどに最適。
  • ナフタリン :効果は10~12か月

    木綿、ウール、絹、合成繊維、皮革製品、毛皮
    長期間保存に最適。着る機会の少ないフォーマルウエア、衣替えにもOK。
  • しょうのう :効果は約6か月

    着物
    クスノキから抽出させる天然成分で、お香のような香り。和服の収納に最適。
  • エムペントリン系(ピレスロイド) : 効果は約6か月

    ウール、絹、合成繊維、木綿、麻、皮革製品
    他の防虫剤と併用ができ、においがないので、衣替えや普段の衣類の収納に最適。

    繊維によって効果の有無があります。また、併用できない種類もあるので要注意です。

 

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衣替えの収納の3つのコツとは

 

衣替えは、年に何回もするわけではありません。

衣替えに、1時間~2時間もかけている人って、結構多いのではないでしょうか?

必要な衣類のみを持っている人、収納のコツがちゃんと分かっている人になると、30分未満という短時間で終わるようです。

洋服は自分に必要な量だけ、その1枚1枚に定位置を決めることが、衣替えをスムーズに行うポイントです。

 

衣替えのクローゼット収納術 

 

服はハンガー収納が一番楽。クローゼットだと、その季節に使うものはハンガーにかけ、オフシーズンの衣類は引き出し式収納ケースにたたんでしまいます。

人別に名前を書いた収納ケースに入れておくと、探すのも楽です。

クローゼットの収納場所を決めてから、衣替をしましょう。

<上段>

比較的軽量であまり使わないものを上段に収納します。ほこりをかぶらないように、
フタ付きの衣装ケースなどに入れておくと、ほこりをかぶりません。底に取っ手が付いていると、取り出しが簡単です。

<中段>

よく着る衣類は中段に収納します。衣類の丈をロング・セミロング・ショートと長さ別に分けて、ハンガーに掛けて吊るすと、衣類下の空間がうまく活用出来ます。

<下段>

中段よりは着ないもの、吊るせないものは下段にたたんで収納します。キャスター付き収納ケースにすれば、出し入れも簡単になります。

 

衣替えで洋服を収納する時のたたみ方

 

衣替えの時に気をつけるのは、洋服のたたみ方。たたみかたのポイントは、次の3つです。

  • 仕上がりの形を四角くたたむ
  • 厚みのあるセーターなどは縦にロール巻きにたたむ
  • 同じ場所に収納する洋服は同じサイズにたたむ

適当なたたみ方で積み上げていくと、下に何が入っているのか見えませんし、余計にかさばってしまいます。

収納ケースの幅に合わせて、そでを内側に折り込み四角くなるようにたたみ、ケースを縦にして下から積み上げていきましょう。

洋服の重さで、きっちり治まる上に収納力も30%以上アップします。

縦に並べることで、何が入っているのか一目で分かりますし、収納スペースも無駄になりません。取り出しもラクラクです。

 

断捨離

 

タンスやクローゼットの中身を入れ替える衣替えは、ちょっとした肉体労働と言えます。

衣替えが大掛かりになってしまう理由は、タンスやクローゼットに入りきらないほど洋服を持っている事です。

衣替えを簡単に済ますためにも、洋服の断捨離をしましょう。

  • 断 :入ってくる要らない物を断ちましょう
  • 捨 :家にある要らない物は捨てましょう
  • 離 :物への執着からは離れましょう

自分で捨てる基準を決めてから、断捨離を始める事がポイントです。

  • 1年を通じ着ていない服は処分する
  • 体型に合わない洋服は処分する
  • いつか着るかもという洋服は処分する
  • なくても困らない洋服は処分する

洋服が多いと断捨離も大変ですが、タンスやクローゼットに入る数になったら、洋服を収納していきましょう。

衣替え完了時点で、衣装ケースの収納が8割、残り2割は空きスペースという状態が理想です。

まとめ

さらに、しまう場所に合った分量に洋服を減らす断捨離も大事。引き取ってくれる団体やお店を見つけておいて、段ボール単位で手放しましょう。

 

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