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萩博物館

萩博物館の入り口

萩博物館は城下町萩にふさわしい武家屋敷風の素敵な外観。一目見るだけで「素敵だ」と思わず口に出ます。

ここでは現在、夏の深海魚の展示を実施中。意外に知られていませんが、萩は深海魚が結構捕獲される場所でもあるので深海魚展示が行われる必然性があります。

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萩博物館の営業日時

Tel:0838-25-6447 
スマホは↑をタップすれば電話できます。
住所:萩市大字堀内355 
営業時間:9:00~17:00 (入館は16:30まで) 
休日 無休(年1日臨時休館日あり)

萩博物館の誕生と設立の趣旨

萩博物館は萩開府400年の記念日である平成16年11月11日に開館しました。新しい博物館では動植物の標本中心から、明治維新の原動力となった吉田松陰や高杉晋作など、萩の歴史に重点が置かれるようになりました。

それまでの博物館は別の場所にあり、ホルマリンの匂いのする館内でした。動植物の標本や天体観測の施設が中心に展示されていました。

新しい萩博物館は、萩の歴史と明治維新の原動力となった人物についての資料と、夏の深海魚の展示のどちらとも価値ある展示です。

 

萩博物館

正門です。

萩博物館

正面に萩博物館の武家屋敷風の博物館が現れます。

建物や外観は、敷地が旧萩城三の丸にあたる堀内伝統的建造物群保存地区内にあることから、かつてこの地区内にあった規模の大きい武家屋敷の特徴にならっています。

 

萩博物館

萩博物館の方から、正門を眺めています。

 

萩博物館の東口が駐車場から一番近い

東口が駐車場から一番近い入口です。正門から入るにはもう少し道なりに歩いてください。

 

萩博物館の東門

 

萩博物館の消防車

レトロな赤い消防自動車が目に飛び込みます。

 

萩博物館

新しい萩博物館は、萩の歴史・文化発信拠点として位置づけられています。

明治維新の原動力となった吉田松陰、高杉晋作をはじめ幕末維新関連の実物資料の展示や萩の文化、自然を模型映像を駆使して紹介しています。

萩博物館

萩特産の夏みかんがあり、白い花の甘い香りの時期がすぎれば、果実が徐々に大きく育っている姿が見られます。

 

館内には、萩の素材を使った料理が食べられるレストランやお土産ショップもあって、入館料を払わなくても利用できます。

 

 

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萩博物館の駐車場と料金

萩博物館前の駐車場

博物館前駐車場と料金 
  • 普通車93台(1回310円) 
  • バス8台(1回1,030円)

萩市民は、運転、同乗を問わず、運転免許証など萩市に住所を有していることを証明するものを係員に提示すれば全額免除となります。

※萩市民でなくても、普通自動車で、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を所持されている方が同乗していれば、運転、同乗を問わず、手帳を係員に提示すれば全額免除となります。

4箇所の駐車料金は複数箇所駐車しても1日1,030円で利用できます。

 

 

萩循環バスに乗っての萩博物館へのアクセス

萩循環まぁーるバス(西回りコース)「萩博物館前」バス停より徒歩すぐです。

 

萩博物館 料金

萩博物館の下駄箱

入ってすぐ下駄箱があります。

萩博物館の下駄箱

下駄箱に靴を入れスリッパを出して履きます。番号札が下がっているので自分で保管しておきます。

え、何のため?靴を間違う人がいるので、靴を入れた下駄箱が判らなくなるのを防ぐためです。

萩博物館の料金

大人 510円、高校・大学生 310円、小・中学生 100円
(団体割引/20名以上)大人 410円、高校・大学生 240円、小・中学生 80円
障がい者割引:20%引
年間パスポート 大人/1540円 高校・大学生/920円 小・中学生/310円

 

「萩・明倫学舎」「萩博物館」タイアップ割引とは

 

萩・明倫学舎 と 萩博物館 では、萩観光と萩まちじゅう博物館の出発点である両館を楽しむと、タイアップ割引で得になります。(平成29年4月29日~)

 

タイアップ割引とは、萩・明倫学舎(2号館)または萩博物館の、どちらか先に入館した施設の入館券を次に行った施設の受付で提示すると、次に行った施設の入館料が2割引になり、 駐車場(萩・明倫センター または 萩博物館前駐車場)が無料になることです。

 

※先に入館した施設の入館日より3日間のみ有効。他の割引との併用はできないので注意が必要です。

2割引料金

2割引料金/萩・明倫学舎  大人 240円、高校生 160円、小・中学生 80円
       萩博物館  大人 410円、高校生 240円、小・中学生 80円


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萩博物館の企画展示は深海魚

萩博物館の深海魚展示

今年の夏のテーマは、深海のモンスター・・・深海魚!深海魚企画はダイオウイカやリュウグウノツカイなど、いかにも昔の博物館らしい展示ですが、歴史に興味のある人は目もくれないでしょうし、スペース的にもほんの一部です。

しかし、興味のある人にとっては同じ部屋に有る昆虫の標本やや鳥や動物の剥製も興味あるものでしょうね。

今回は深海魚企画でしたが、企画展示は季節によって変わります。

・深海魚

2018 6/23 sat ~  9/2sun
AM9:00~PM5:00(入館は4:30まで)

萩は80年以上前から「竜宮城の使者」といわれるリュウグウノツカイなど、深海魚がしばしば出現する日本有数の地ですが、殆どの人は知りません。

今夏の深海魚展は日本最大級です。

萩博物館に蓄積・引き継がれてきた秘蔵の標本が広くはないスペースに展示され、東京海洋大学の「マリンサイエンスミュージアム」から借用している標本とをあわせて、約300種類・約3,000点が展示されているそうです。

萩博物館の高杉晋作特別展示

萩博物館展示場の方向

萩博物館の無料資料

廊下をすすむとパネルになった人物の無料の資料がたくさんあります。気になる人物のものを頂いてください。

 

萩博物館の高杉晋作と久坂玄瑞

高杉晋作(向かって右)と久坂玄瑞の像。

高杉晋作が組織した騎兵隊

高杉晋作が組織した騎兵隊の絵

 

特別展示の高杉晋作、吉田松陰、久坂玄瑞等の史料は第一級のものですが、撮影禁止のため掲載ができないので残念です。

萩の歴代藩主や広島から萩に城を移す当時の萩は三角州の湿地帯で、今の萩へ開墾してきた様子や、人々の暮らしがわかる展示もかなりあります。

多数の鎧兜や銃、殿様が乗っていた籠なども。

火消し組が組織され、組別の提灯や羽織が展示され、当時の生活が実感を伴って感じられます。

 

時間の余裕のない人は、魚の標本など動植物の展示は省いて、特別な展示室だけにしようと考えるかも知れませんが、これだけの規模の深海魚の展示はなかなか見られません。

 

確かに明治維新の力となった高杉晋作、吉田松陰、久坂玄瑞。それに萩市の古地図や貴重で具体的な歴史資料が見ごたえがあります。

しかし、萩の歴史と萩は深海魚の水揚げがあることを知ってもらえると多角的に萩を楽しめます。

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萩博物館レストランの美味しいランチメニュー

萩博物館のレストランメニュー

レストランの利用は、萩博物館の利用料を支払わなくても単独に利用できます。写真は無角和牛のハンバーグです。とても美味しくいただいた。

どのメニューも美味しいので、ランチだけでも寛いで食べるために訪れても良いでしょう。

メニュー

ランチ

【 11:30~14:00 】 ( ラストオーダー 14:00 )

  • 萩三旬丼 1000円
  • 県産牛ローストビーフ丼 1000円
  • 旬の魚フライ定食 750円
  • コロッケランチ 750円
  • 県産牛ハヤシライス 700円
  • 県産牛ハヤシライスふわふわ卵かけ 850円
ケーキなど
  • シフォンケーキセット 550円
  • 萩の華 300円
  • 夏みかんソフトクリーム 350円

営業時間

  • 喫茶 【 9:30~16:30 】 ( ラストオーダー 16:15 )
  • 休業日:年中無休(萩博物館と同じ、臨時休館あり)
  • 萩博物館レストラン カード 不可
  • 座席 40席
  • 個室 無
  • カウンター 無
  • 喫煙席 無

まとめ

萩市にオープンした「萩博物館」の入館者が100万人に達したのはオープンから10年の平成26年。博物館で記念の式典が開かれました。

100万人目の入館者となったのは2組。

一組は地元の小学校教諭の浦本裕美子さんと息子の春くん、娘のあゆみちゃん。

もう一組は東京から旅行で萩に訪れたタレントのビビる大木さんの夫妻の2組でした。

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